どうもるろんです。
今回はEX250Lの持病、カムチェーンテンショナーの交換記事です。
納車時19000km後半、エンジンから不穏なカチャカチャ音がしていました。調べたところ、このバイクはどうもカムチェーンテンショナーがすぐヘタってしまうとのこと。巻き直したところ音が消えたのでテンショナーが悪いと特定、今回は交換します。一応自己責任でお願いしますね。
買ったもの・使ったもの
カワサキのバイクは素晴らしいことにカワサキオンラインショップで純正部品の購入ができます。

- 11061-0792 ガスケツト \132
- 12048-0084 テンシヨナアツシ \5,005
- 670D2010 O リング(ウンドウヨウ) \220
- 92151-1930 ボルト,6X25 \220
- 92153-1763 ボルト,フランジ,6X6 \88
この5つを購入しました。値段は2025/9/1時点の値段です。本当は上3つだけでいいんですけど、カワサキオンラインショップは5,500円未満の会計だと送料が660円かかります。上3つの合計は5,357円で送料合わせて6017円。5つだと5,665円で送料はかかりません。つまり、一式買ったほうがお得なんですよ!
- 8mm・10mmのメガネレンチ(ソケットだときついかも)
- ラジオペンチ
交換方法

まず右カウルを剥ぎ取ります。やり方は割愛。アンダーカウルは外さなくてもいけますね。

この銀のやつがカムチェーンテンショナーです。赤丸の10mmボルトを軽く緩めておくと良いらしい。

つづいて黄色の8mmボルトを緩めます。左右均等に少しずつ緩めましょう。なんでかといえばテンショナーはバネで中の坊がどんどん伸びる構造です。つまりこのネジを外すときもどんどん伸びてます。片側だけ外してしまうと斜めってしまうのであんまり良くないですね。
このカムチェーンテンショナを外した状態でセルを回したり車体を動かしてはいけません!下手するとバルブタイミングがズレて相当面倒なことになります!!

こちらが摘出した古いテンショナです。オイルが少しばかり付いてるので、気をつけましょう

新品です。綺麗ですね。最初はこのように棒が縮んでて、テンショナ左下の赤丸の角張ったピンを外すと伸びます。絶対にこのピンを外してはいけません。めんどくさいことになります。また、左上に写っているガスケットを通しておきましょう

ガスケットを忘れずに、テンショナを差し込み、8mmのボルトを2本付けます。

ここでペンチなどで例のピンを抜きます。“ガシャッ”と音がしてテンショナが伸びます。外したら写真の様にOリングをはめます。伸びてないとエンジンを掛けた時にピストンとバルブが愛し合って一発終了です。心配な人は、例のピンを元のように差し込んでみてください。しっかり伸びていれば、刺さらないはずです。

ケツに10mmのボルトを入れて終わりです。お疲れ様でした。無事にカチャカチャ音も消え、安心してぶん回せますね!!!!!!
おわりに
今回EX250Lの持病とも言えるテンショナー交換を施しましたが、交換時2万キロ程度でこれは早いんじゃないですかねカワサキサン。カワサキといえばカワサキらしいというがなんにせよカワサキオンラインショップは素晴らしい。
テンショナ自体は巻き直せばある程度ゴマカせます。つまり、巻き直してみて消えたらテンショナが悪いってことですね。みなさんもEX250Lでカチャカチャ音がしたらテンショナを疑ってみてください。